
ここ最近声優の休業や引退、降板が相次いていることから、ファンから労働環境などを心配する声が上がっています。
2018年6月は声優の体調不良による休業や引退が立て続けに起きた月でした。25日にはアニメ『けものフレンズ』などに出演した相坂優歌さんが喉に不調に短期休業を発表。
29日には『艦隊これくしょん -艦これ-』などで知られる今村彩夏さんが体調不良により声優業の引退を発表。30日には、明坂聡美さんが突発性難聴のため『BanG Dream!』の白金燐子役を卒業することに。
体調不良以外では、6月1日にアニメ『クレヨンしんちゃん』の野原しんのすけ役を担当されていた矢島晶子さんが声を保ち続けることが難しいとして降板を表明。
さらに5月を振り返ると『美男高校地球防衛部LOVE!』などで知られる梅原裕一郎さんが、急性散在性脳脊髄炎の治療・リハビリ専念のため休業を明らかに。
26日には『ガールズ&パンツァー』などの声を担当した金元寿子さんが海外留学のため今夏より休業すると発表。『バンドリ!』などに出演した遠藤ゆりかさんも体調不良で5月末をもって引退されました。

Twitterでは「ここしばらく声優の休業引退の話多いけれど、労働環境ヤバいんじゃないの・・・?」「声優さんもやけど、業界全体の労働環境を見直した方がいいんちゃうかな…と思う最近、体調崩して降板とか休業とか引退とか多いよ、たまたま続いてるだけかもしれんけど」と労働環境を心配する声が上がっています。
さらに「声優酷使し過ぎなんだよアニメ業界!アイドルだーなんて持ち上げりゃ疲労するに決まってるだろ!」と声優の活動の幅広さが負担になっているとの指摘も寄せられています。
また、「本気で1クールにやるアニメの数減らそうや。スタッフさんも大変でほんまにいいもん作れんやろし、声優さんも調子崩してどんどん休業していくし」と改善策を挙げる声もありました。
みんなの反応
-
売れっ子が忙しくなるのは当たり前なんだけど、確かに最近「声優」らしからぬ仕事してる声優多すぎな感じがするし、大変そうだなーって思わなくもない
-
歌わされるわ踊らされるわ演奏させられるわ番組やイベも出なきゃいけないわ1クールで何本も掛け持ちさせられるわってやってたらそりゃ体壊れる。とりあえず大して面白くない漫画ラノベを無理やりアニメ化するな。
-
アニメ本数減らせば解決・・・って思ってる人多いけど、それって”仕事量”が減るんじゃなくて”仕事”そのものが減るんですよ・・・つまり末端の人からなけなしの…
-
声が出なくなるとかになるとシャレになんないからほんまに心配やわ。
引退は、残念やけどそれでも個人を守れるんなら引退して欲しいね。体壊すよりかマシ -
そらファンは推しじゃなくても異常なのは感じるわな。
稼げる時期なのかもしれないけどつぶれちゃ大変だもんな -
そもそも我々が声優、アニメ業界をアイドルビジネスにしてしまったのが原因かも。アニメは量産、中の人はイベントづくし。もっと休み休みやって欲しい。
-
アニメ業界全体の問題。
1クール一桁くらいの数に抑えるべきだよ。
歌や演技、アイドル、グラビアなど幅広い活躍を見せる声優さんたち。多忙さゆえ体調不良リスクと隣り合わせ。
そんな実情が休業ラッシュから垣間見えただけに、ファンから心配の声が相次いでいます。
STANDBY(山中一生さん)
http://www.standby-media.jp/case-file/173640
関連カテゴリ
関連記事
梅原裕一郎さんが急性散在性脳脊髄炎で入院 治療のため休業することを発表
『クレヨンしんちゃん』しんのすけ役の矢島晶子さんが降板を発表 29日放送が最後