
『ゼブラーマン』のコミカライズや『絶望に効くクスリ』などで知られる山田玲司先生が、ニコ生「山田玲司のニコ論壇時評」にて、アニメ『おそ松さん』第2期を番組アシスタントと共に言及。
アニメ『おそ松さん』の第2期が第1期ほどブームにならなかった理由を「腐女子をからかうアニメだったはずが、逆に取り込まれてしまった」と語られており、その内容がおそ松さん視聴者からも「興味深い」と、WEB上で話題になっています。
山田先生は、『おそ松さん』を「物凄く大事なアニメだった」、「結構、2010年代を代表するような、エポックなアニメの1つ」と評価。
そして、2期については、放送開始まで時間がかかり過ぎたことや、松原さんが脚本を一人でやっていたことに触れ、「そうするとどうなるかっていうと、バリエーションを必死に増やそうとしてるのはわかるんだけど、起承転結の、起承でほとんどが終わってる」とコメントされていました。
続けて「1期でやったのが、思いっきりメタ視点で腐女子の好きなアニメみたいなのをからかってた。つまり、アニメのキャラクターに萌えている女子たちを笑ってて、さらにそれを笑ってるみたいな構造があったんだけど、『おそ松さん』自体がそういう構造になっちゃった。」と分析。
また、一番くじの画像を例にあげて「これはもう、そういう女子たちに向けてやってます。「可愛い!」みたいな。これ、実を言うと1話の1回目にやってた、「ビックリするほどイケメン」の戦略そのものになっちゃってるから、メタにならなかった。」と言われています。

視聴者も少し納得?
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タイトルでちょっとビビるけど、こきおろされてる記事ではない。冷静に考察されてる内容で興味深かったですよ
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1期の後半あたりからマンネリ化はしてた。それを含めてもいい作品だとは思う。おそ松さんという世界がファンの中で完成してしまったことと、それを破壊出来なくなった怖さがあると思う。
話題にならなかったとはいえ相変わらず面白いから失敗作とは思わない。 -
茶化しともかく、1期同様、話ごとの出来・不出来はあったものの、面白かったと思うけどな。下ネタって1期もたくさんあったじゃないの。
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「大爆死」かどうかはともかく、ここで指摘されてることには割りと納得してしまう。
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人の目線を気にしすぎるがゆえに動けなくなっていった‥これだよなぁ
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これねー言いたいことめちゃめちゃわかるし概ね同意というか でも2期も好きなんだよな ビンとかめっちゃ笑ったし
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タイトルを超えて興味深い内容でした
こちらの動画は、ニコニコニュースにてすべてテキスト化されていますのでぜひそちらをご覧ください。この他にも山田先生は興味深い事を語られていますので、ぜひニコニコニュースやニコ生タイムシフトをチェックされてみてはどうでしょうか。
ニコニコニュース
http://news.nicovideo.jp/watch/nw3405565?news_ref=ranking24_ranking24